バージョン12のリリースでは、BlackBerry Enterprise Server を用いたBlackBerryスマートフォン端末とのデータ同期が行えるようになりました。また、MDaemon/ WorldClientアカウントと、ActiveSync対応デバイスとの間でデータの同期を行うための新ライセンスをご用意致しました。さらに、WorldClientにてチャット機能、エディター更新、カレンダー表示の更新などの改善を行いました。
(MDaemon PROが必要です)
MDaemon Pro版には、MDaemon専用にカスタマイズされたBlackBerry Enterprise Server (BES)が用意されました。BES機能によって、ユーザーのBlackBerryスマートフォン端末とMDaemon/ WorldClient上のメールや予定表などの個人で持っているデータ(PIM)が同期できるようになります。
また、ユーザーのBlackBerry端末へセキュリティポリシーを適用したり、紛失や盗難時には端末データの消去なども行えます。
MDaemonの BES 機能には、次のような機能があります。
・サードパーティ製の同期クライアントを使うことなく、BlackBerry端末が標準で持つ機能で、ユーザーデータの同期が行えます。
・MDaemon/ WorldClient上のメール(含む、メールフォルダ)が、BlackBerry端末と双方向で同期されます。BlackBerry端末上でのメールを読んだり、移動したり、削除した場合でも、サーバ側とその情報が同期され、サーバ側で操作した場合でも、BlackBerry端末へ同期されます。
・双方向でのカレンダー同期が行えます。例えば、新しい予定を入れたり、リマインダーの設定をしたり、予定の編集を端末側、サーバ側いずれで行なっても、もう一方へ自動的に同期されます。
・グローバルアドレス帳の検索が行えます。
・空き時間情報付の会議スケジュールが立てられます。
・BlackBerry端末の限定ポリシーのサポート。例えば、パスワードの要求や、パスワードの期限設定、メディアファイルの暗号化などドメイン毎、ユーザー毎で異なるポリシーを設定が可能です。
・遠隔から端末のパスワードを変更したり、ロックをかけることが行えます。
・紛失時、盗難時には、端末内のすべてのデータを消去できます。
・BESデータベース用のバックアップとリストアオプションを搭載しています。
MDaemonでは、別ライセンスでご提供するOTA ActiveSync (AirSync) サーバ機能、"ActiveSync forMDaemon"が搭載されました。
このサーバ機能を使うと、MDaemon/ WorldClientアカウントと、ActiveSync対応デバイスとの間で、ユーザのデフォルトカレンダーやデフォルト連絡先データの同期が行えるようになります。ActiveSyncの設定画面では、それぞれのメールドメインに対するこの機能の有効化/ 無効化、セッションタイムアウト値の設定、ActiveSyncログの出力レベルの調整が行なえるオプションが用意されています。
WorldClientの機能として、次のような改善があります。
・LookOutテーマ内で、ComAgentでのチャットが行なえるようになりました。WorldClientの個人設定ページに用意された新しいオプションを有効にすると、ブラウザの右下にComAgentバーが表示され、ここからメンバーリストの表示やメンバー間でのチャットをComAgentアプリケーションを使用するのと同様に行なうことができます。
・WYSIWYG エディターが更新されました。これにより、メール表示時のパフォーマンスが向上し、加えてメッセージ作成や構成時にあった不具合も解消しました。
・WorldClientのLookOutテーマにおけるカレンダー表示では、予定設定項目の拡張やよりデスクトップアプリケーションの操作性に近づけるべく再設計されました。
・WorldClientの予定表で、繰り返し予定の中の1つを編集することができるようになりました。
・デスクトップテーマ設定に To 列を追加しました。
これ以外の、新機能や変更事項の詳細はMDaemon12リリースノートをご覧ください。